10/20/2012

美しいキモノ展

http://www.megurogajoen.co.jp/event/kimonoten/index.html

目黒雅叙園の着物展にいってきました。

雅叙園は始めて足を踏み入れましたが、独特な雰囲気のある施設ですね。

百段階段ぞいの部屋に京都の染めや織りの技術を駆使した着物が展示されており、年配の方を中心ににぎわっていました。

婦人画報プレゼンツだからかしら、、、ここそこに専門学校生風のおしゃれな若いひともいました。男性はほとんどおらず。

下絵をつくり、着物を染めて、金粉を貼り、刺繍を施す様子を写したビデオが面白かった。

七五三はもとは武家や公家の行事だったそう。ほんとは女の子の十三歳も祝うそうです。

民俗学ってマイナーだけどぜったい面白そう。


東京チャイニーズ 旬遊紀
http://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13004533/

ランチはこちらで。三千円の贅沢ランチ!大変美味でした。エビチリと、栗のペーストがのった杏仁豆腐が美味しかった。

目黒川もウロウロしてきました。秋は散歩日和です。

9/24/2012

はまりもの。

ここ最近、Booちゃんに夢中・・・
アメリカのポメラニアンちゃんで、カットがテディベア風。
ページはここ→http://www.facebook.com/Boo

とにかく愛らしくて、ぽめちゃん買いたくなります。
おとなしいし、スター性がすごい。
駅長にゃんこに通じるものがある。


 

芝公園お散歩

連投。しばらく書いてないうちに、結構楽しいお店を見つけてます。

土曜日に芝公園周辺をお散歩してきました。

こちらのカフェでのんびりいたしました。
ル・パン・コティディアン 芝公園店
(Le Pain Quotidien)
http://s.tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13120999/

キャラメルポワールなるケーキをいただきました。甘さ控えめで美味しかった。

世界にたくさんチェーンがあるそうですが、雰囲気があって、広いテラスもあって、素敵だった~

写真とってなくて失敗。パン屋さんなので、パンだけでも買いにいきたい。

東京タワーで995円の手相占いしてもらって、帰りは増上寺をぷらぷらしてきました。
ずらっとならんだお地蔵さんがいて、ちょっとかわいらしかった。
涼しくなってきて、散歩しがいがあります。

【cinema review】最強のふたり

渋谷のTOHOシネマズでみてきた、最強のふたり。
http://www.gaga.co.jp/sp/cinemas/detail/saikyo-2
映像も音楽もどこか落ち着いて、けして明るい、ど感動の映画ではないんですが、しずかな暖かさと感動を齎す素敵な映画でした。

☆あらすじ
事故によって首から下が不随になった資産家のフィリップ。
自分の介護をする人間を雇うため面接をする中、失業手当目当てで「早く俺を落とせ!」と要求してくる黒人のドリスと出会う。フィリップはドリスを興味本位で雇うが、貧しい家庭で育ち、下ネタ炸裂の乱暴者に周囲は苦言を呈す。
しかし、フィリップはやがて、まっすぐで、障害にまったく気を使わずに接してくるドリスを深く信頼するようになる。
ドリスもまた、フィリップの深い孤独を理解し、生き方が変化して行く。そうしてふたりには不思議な友情が生まれて行く。

この映画、上で書いたようなあらすじの字面よりもほんとに淡々と、現実を見据えた視点から見ている側に感動を与えてくる上品な映画です。

フィリップと免許持ってないドリスがマセラティ(!!)でパリの街を疾走するシーンはなんだかとても素敵です。

この映画がフランス映画であることも、嫌味のない不思議な上品さを可能にした点かもしれない。

おすすめです!

8/21/2012

プレゼント

先日京都に旅行してきました。

会社のお世話になっている友人たちに、ちいさなお土産を買い、少しづつ配っています。
買う人のことを思い浮かべながら、色とりどりの和紙でできたコースター(撥水加工処理済)を
いくつか買いました。

今日、ひとりの友人にすきなものを選んで、とコースターを差し出したところ、
その友人がきっと選ぶだろう、とわたしが考えたコースターを笑顔で手に取ってくれました。

そんなこともあり、今日は人にものをあげることについて考えました。

お恥ずかしい話、私はお洒落だったり、素敵なプレゼントを選ぶセンスがそれなりにあると思っていました。

でも、「一般論的に」お洒落で素敵なプレゼントを選ぶよりも、最終的には「あげるひとのことを思って」選ぶプレゼントがやっぱり一番意味のある、うれしいプレゼントですね。
センスがよくても、自分のモノ選びの自信を押し付けては、感謝の押し売りになってしまいます。

長らく、プレゼントをあげるひとに喜んでもらおうと思うあまり、自分の感覚に大きく傾倒したプレゼント選びをしてしまっていて、こんな単純なことから少し頭が遠ざかっていました。。。

お土産もそうですが、最近人にものをプレゼントする機会が多いです。
ちょっと前なら上記のように一生懸命になってしまっていましたが、最近はあげるひとの顔や、そのひとの好きなものを思い浮かべながら、選べるようになりました。

渡したひとを笑顔にすることを念頭に、だれかにプレゼントを選びたいものです。

6/19/2012

【book review】憂鬱たち&日々のもろもろ

先日読んだ本のレヴューです。金原ひとみ、実は初めて読みました。
表紙が大変美しく、ちょうどめちゃくちゃ憂鬱な気分だったので、思わず買ってしまいました。

(あらすじ)
最近精神科への通院のタイミングを失い続けている主人公神田憂(鬱病もち)が、何度も何度も精神科に行く努力をするのに、いつまで経ってもたどり着けない話を集めた短編集。
しかも、彼女の努力はあらゆる登場人物に姿を変えて現れる、カイズさん(さえない中年男性)、ウツイくん(恐らく加瀬亮系もっさり男子)にいつも邪魔される。
彼らの存在が、神田憂の猛スピードで展開する妄想を引き起こし、妄想なんだか現実なんだか分からなくなるうち、彼女は結局今日も精神科へ行きそびれるのである。

(感想)
とにかくハイスピードで淡々とした文章でとても素面では他人に言えないような精神分裂的妄想が展開するので、耐えられない人には耐えられない話だと思う。
でも、人間の感情とか、理性で説明できない想像とかは、まさしくこんな感じなのではないだろうかと思った。
ところどころ、ハッとするようなフレーズも登場し、憂鬱とお友達であることを自覚する人間にとってはかえって楽しくなってしまう本だと思う。
彼女と綿矢りさが一躍有名になってからもうしばらく経ちますが、やっぱり才能がとがってて、面白いです。


(日常)
最近、仕事のできる人とは、とよく考えます。
自分のことはさておいて、日々周りを観察します。
まず、本質を押さえている。
それでありながら、押さえておかねばならないところについてはある程度細かくチェックしている。
周りに「この人と仕事すると、メリットがある」と思わせて、自然に助けてもらえるような環境を作っている。
このあたりが重要なのかなあ、と今の時点では思います。
もちろん、先生?になってくれている先輩からの入れ知恵もありますが、言葉で聞いた入れ知恵が、少しずつ実感として理解できるようになっています。
実は、ビジネス関連書があまり好きではないので読まないのですが、周りを観察するだけで勉強になります。

自分個人はまだまだだんご虫のような存在なので、
責任感もってやってます!考えてやってます!意欲あります!
というアピールをすることに、まずは力を注いでいる毎日です。

今日はこれでおしまい。

6/04/2012

【cinema review】ミッドナイト・イン・パリ

midnightinparis_1.jpgミッドナイト・イン・パリ!!!









先日から、この鮮やかなゴッホ調の宣伝ポスターに惹かれ、気になっていたので見てきました。

ついてきてくれたのは、夏からフランスに哲学を学びに行くE女史。なんとなく疲れた心もパリの街並みでも見れば晴れるような気がしてBunkamuraへ。

(ちなみにBunkamuraで初めて映画を観たのですが、それこそお洒落っぽくしている、黒ぶち眼鏡に半ズボンな彼氏と渋谷よりも六本木ヒルズにいそうなオーラのあるお嬢さんのカップルがコピーしたみたいに3組位映画館にいて面白かった。)

ウディ・アレン監督の映画も最近のものを一つ知っているくらいでしたが、ヨーロッパっぽいアメリカ映画を撮られている印象。

(あらすじ)

婚約者イネズとその両親(お金持ち)とアメリカから観光にやってきたギル。
かねてから1920年代のパリに猛烈な憧れを抱くギルは、原作のある映画脚本を作るつまらない仕事をやめて、美しいパリに移り住んで小説を書くことを夢想している。
しかし、そんな彼と「パリは観光するところ!住むならリゾートがいいし、アメリカからは出たくない!」なイネズ(そして彼女の両親とも)の意見はことごとく食い違っていて、彼らとの旅行もいまいち楽しくない。
そんなある夜、ギルは一人でパリの街を散策することに。午前0時の鐘の音とともに、どこからかやってきたクラシック・カーに乗ることになったギルは、なんと1920年代のパリにタイムスリップしてしまう!!
社交クラブに行けばフィッツジェラルド夫妻やヘミングウェイに出会い、モンマルトルを歩けばピカソやマティスが創作活動をしていて、静かなバーにはダリもマン・レイもいる!!!
すっかりはまってしまったギルは、夜な夜なタイムスリップを繰り返し、回顧主義の男を主人公にした自らの小説を批評してもらいながら、必死で書き直し始める。
さらには、当時のアーティストや作家たちを虜にしていたアドリアナに恋したことで、タイムスリップ先でロマンスも始まってしまう・・・・


(感想)
映画が終わったあと、静かなE女史に「どうでした?」と質問したところ、「アメリカ人が撮ったフランスを舞台にした映画だね」と極めて冷静な反応。
確かに、アメリカ人ならみんな知ってる人たちもやったら出てくるし、「パリ!!すてき!!!あこがれ!!!!」という雰囲気がびんびんにでていて、映画の中にナチュラルにパリが織り込まれている(気がする)生粋のフランス映画とは異なるかと。

でもでも、アメリカ流の素直なロマンチックさが一般大衆にも幅広く受ける感じで、娯楽映画としてはなかなかの一品なのでは、と思いました。

今日はこのへんで。